カタール・ドーハ - Media OutReach - 2020年12月10日 - カタールサッカー協会（QFA）は2027年のAFCアジアカップの開催地として、立候補の第3段階の書類の提出を終えました。この段階には、AFCが開催地立候補の要件としている政府保証を得ることが含まれます。

カタール政府は国として、QFAが目指す高い基準の大会開催に向けて、あらゆる規制条件を満たすために取り組むことを保証しています。この誓約は、アジア大陸のサッカーを統括するアジアサッカー連盟が策定した承認済みのスケジュールを満たすものです。

カタール政府によるこのコミットメントは、今後、大規模な投資によって国を挙げてあらゆる分野の能力向上を推進していく「カタール国家ビジョン2030」の一環であり、すでに進行中のいくつかの巨大プロジェクトにもその姿勢は明確に示されています。

政府保証を得たことで、これまで20年以上にわたって幾多の主要スポーツイベントを開催してきたことで積み重ねてきた経験と組織としての専門的ノウハウを活かし、開催地としてのすべての要件を満たしたいというQFAの願いが強固な支持を得たことになります。

カタールはすでに、この地域におけるスポーツのハブと見なされるようになっており、開催地として十分な体制が整っていると言えます。特に、このチャンピオンシップ大会の場合、参加24チームによって合計51試合が予定されていることから、カタールとしては選手やファン、パートナーのいずれに対しても、AFCアジアカップ2027の持つ価値や国際的なステータスに見合う最高の施設を提供するために、国際基準を満たす8～10カ所のスタジアムを用意する必要があると考えています。

カタールサッカー協会は8月26日に大会招致に向けた第1段階の書類を提出し、10月29日には法的要件を含めた第2段階の書類を提出しました。立候補の手続きには大会開催のあらゆる側面が盛り込まれており、一流のスポーツイベントを成功させてきた開催地としてのカタールの実績が強調されています。