ロックウェル・オートメーションとPTCが、FactoryTalk InnovationSuite™, powered by PTCに 業界初の機能を追加し、デジタルトランスフォーメーションの簡略化と加速を実現
- Written by Media Outreach
両社が連携し、最も重要なOTデータソースのOT/IT統合を簡略化し、 コネクテッドエンタープライズを実現するための機能を一体化して提供
米国ミルウォーキー. - Media OutReach - 2020年6月11日 - ロックウェル・オートメーション(NYSE: ROK)と PTC (NASDAQ: PTC)は本日、急速に拡大するダイナミックな産業用デジタルトランスフォーメーション市場のニーズに応えるために、FactoryTalk InnovationSuite, powered by PTCを戦略的に強化することを発表しました。2018年の提供を開始以来、FactoryTalk InnovationSuite, powered by PTCの製品群は、既に多くのお客様に導入いただき、オペレーション効率を大幅に改善し、計画外のダウンタイムを削減し、品質の向上を実現しています。
新たに追加された最新の機能は、運用技術(OT)と情報技術(IT)の統合を改善し、お客様がプラントフロア・デバイスや制御プラットフォーム、時系列データベースのHistorian、製造実行システム(MES)といった重要なソースからリアルタイムのオペレーションデータをコンテキストとして活用できるようにしています。コンテキスト化されたデータと基盤となるデータモデルをPTCのThingWorx®のような産業用IoT/アナリティクスプラットフォームに自動的に統合することによって、お客様はOT/IT統合を簡単に、自動的に加速することができます。
こうした統合機能によって、データのクレンジング、アグリゲーション、コンテキスト化といった作業を最大80%削減することができ、デジタルトランスフォーメーションの導入を加速します。また、このアプローチではOTデータモデルを維持し、拡充してITシステムに伝えます。このデータモデルや基礎情報を活用し、全社レベルでより充実した分析的洞察や予測結果を構築することができます。
ロックウェル・オートメーションの情報システム部門のプロダクトマネジメントディレクター、アービン・ラオ(Arvind Rao)は次のように述べています。「デジタルトランスフォーメーションを通じて強力な財務業績を達成するために中核となるのが、データを実行可能な洞察に転換する能力です。今回の新たな機能によって、お客様はより短期間に価値を実現してROIを高められるようになります。当社はPTCとの共同イノベーションにおいて新たなマイルストーンを打ち立て、産業用IoT、アナリティクス、MES、拡張現実(AR)にまたがるモジュール化および統合のリーダーとしての評価を一層高められることを非常にうれしく思います。」
PTCのコネクティッド・オペレーション担当バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーであるハワード・ヘプルマン(Howard Heppelmann)は、次のように述べています。「当社はFactoryTalk InnovationSuite, powered by PTCの統合機能を深め、当社の技術をより価値の高いデジタル活用事例に適用してお客様に2桁レベルの効果を実現できることを何よりうれしく思います。今後も引き続きロックウェル・オートメーションとの戦略的提携を通じてお客様のコネクテッドエンタープライズ実現を加速し、簡略化していけるものと期待しています。」