HDバンク、戦略パートナーの独DEGに転換社債を発行
- Written by Media Outreach
ベトナム、ホーチミン市 - Media OutReach - 2020年9月29日 - HDバンク(Ho Chi Minh City Development Joint Stock Commercial Bank、HoSE: HDB)は本日、DEG(DEUTSCHE INVESTITIONS- UND ENTWICKLUNGSGESELLSCHAFT MBH)に転換社債型新株予約権付社債を発行し戦略パートナーシップを構築する契約を締結したことを発表しました。
DEGはHDバンクが発行する転換社債に投資します。
本戦略パートナーシップにおいて、両社はベトナムで事業を展開するドイツ企業、およびベトナムのドイツその他ヨーロッパ各国向け輸出業者を対象とする商品、サービス、金融パッケージを開発し、ベトナムと、ドイツをはじめとするヨーロッパ各国間の貿易上の協力体制の強化を目指します。
DEGはドイツ国営の開発銀行KWFが運営する投資開発会社で、ヨーロッパの投資開発会社の上位15位に入る一社です。
現在、19カ国に拠点を有し、世界中の民間グループの約86億ユーロのポートフォリオを管理しています。ベトナムでは20年近くにわたり、2億2000万ユーロのポートフォリオを管理してきました。
アジア太平洋地域担当責任者のJochen Steinbuchは次のように述べています。「ベトナムは新型コロナウイルス感染症の経済に対する影響が特に小さいと考えられており、国外の投資家から明るい市場と見なされています。
中流階級の若い世代が増加しており、バンキングや金融サービスに対する需要が高まっています。
HDバンクはベトナムにおける有力な商業銀行であり、常に優れた成長率を維持しています。
HDバンクの財務上の健全性、資産の質、業績は業界最高レベルです。特にNPL比率は通常約1パーセント、ROEは20パーセント以上となっています。私たちは銀行の将来的な発展を確信しています。」
先日EVFTAも発効となった中、この契約によりドイツとベトナムの企業の長期的な協力体制の新たな時代を切り拓きます。