ベトナム・ホーチミンシティ - Media OutReach - 2020年11月30日 - ホーチミン市開発商業銀行（HCM City Development Joint Stock Commercial Bank、HOSE: HDB、以下「HDバンク」）はストレート・スルー・プロセッシング（STP）においてほぼ100%の成功率を達成し、JPモルガン・チェース銀行の国際決済サービス（STP）のMT202およびMT103アワードを獲得しました。

MT202アワードは3年連続、MT103アワードは2年連続の受賞となります。

この賞はいずれも、資産規模と米ドル建て決済代行業務において米国最大規模の金融機関、JPモルガン・チェース銀行によって与えられたものです。

HDバンクのSTP率は国際的な信用機関の設定したベンチマークを上回っています。

JPモルガン・チェースをはじめ、ドルやユーロで決済サービスを提供している大手の金融機関や決済代行企業によると、国際電子決済における現在のSTP率は平均89～90%となっています。

HDバンクはMT202が99.94%、MT103が99.68%と驚異的なSTP率で、ベトナムの金融機関として最上位の賞を獲得した数少ない銀行の1つとなりました。

今回の受賞は最新の技術プラットフォームと従業員の専門的な能力によって世界中の顧客の金融取引ニーズに応えるHDバンクの国際決済サービスの評判と質の高さを改めて示すものだと言えます。

JPモルガン・チェースによると、HDバンクは規模と品質の両面において、同行にとってベトナムにおける国際決済サービスの最も有力な提携金融機関となっています。

新型コロナウイルス（COVID-19）の感染拡大の影響で世界経済やベトナム経済が大きな困難に直面する中にあっても、JPモルガン・チェースのシステムを通じたHDバンクの業績は引き続き順調に推移しています。

HDバンクは、ベトナムの金融機関として初めてTradeAssets Trade Finance E-marketplaceに参加し、ブロックチェーン・アプリケーション・プラットフォームやオープンな貿易金融ネットワークContourに接続し、貿易金融取引を行っています。

また、HDバンクはSwift GPIを利用したグローバルな決済クエリサービスも展開しており、Swift GPIを介していち早く、USD、GBP、EUR、CHF、AUD、CAD、JPY、THB、NZD、HKD、SGDなどさまざまな通貨での国際送金クエリサービスの提供を開始しています。

HDバンクではTreasuryーFIS Front Arenaシステムの運用も成功させ、ビジネストランザクションの取扱いや為替取引のリスク管理に関わる要件にシームレスに対応できるようになっており、銀行業界のデジタル化においてリーダーの地位を維持し、今年の第3四半期も高成長路線を維持しています。